2014年07月26日

カードゲームのバランス感覚、或いはリスクの負い方

トレーディングカードゲームが好きです。
TCGの何が面白いかと聞かれたら駆け引きが面白いと答えていましたしこのブログにも何度か書いていると思います。
しかし。
最近になって考えが変わりました、というか明確に答えられるようになった感じです。
バランス感覚。
自分の中には昔からバランス感覚という言葉を持っていました。
この場面でこっちを選ぶかあっちを選ぶか。ゲーム中には様々な選択肢が存在します。
それらの場面で何を選ぶのか、僕がそれを決めるときに使うのがバランス感覚。
毎回同じ思考で動かずに適当に動くことが多いので、それを決める時にはどんな思考が働いているのかというと、なんとなくの感覚です。
こっちを選ぶとこの後こういう展開になりそうだなーとか漠然に考えたことを秤にかけて、どっちに傾いているかなーで選択します。
これが面白い。
カードゲームは手札の数がそのまま選択肢の数です。
相手の山札と自分の山札という不確定な要素。場に見えているカードのあれこれ。それらをまとめてどんな展開を視てどんな選択をするのか。
それは駆け引きだったり見切り発車だったりと様々ですね。

んで。
つい最近になって明確な面白さを表す言葉を思いつきました。
それがリスクの負い方。
カードゲームの醍醐味はリスクを負う事なのではないかとー。

手札という持ち駒をどの場面で使うのか。
今まさに使いたいと思ったカードを温存する事で、後に更に大きな効果を生み出せるととても気持ちいいですよね!
ここで重要なのは、カードゲームの勝利条件。
相手のライフを無くせばいいのか、それとも別な目標があるのか。
どちらの場合でも言えることは、相手が勝利に近づいても自分が勝つ上では問題が無いこと。
自分のライフが残り僅かであと1回殴られたら死ぬとしてもその前に勝てれば無問題。
つまりそれは、わざわざリスクを追ってまでカードが生み出せる最大のパフォーマンスを追求する必要は無いということ。
些細なカードを排除する為だけに、コストの重いカードを繰り出すこともまたリスク。
全てはどういう流れで勝利に繋げるのかという駆け引きです。

つまりつまり、私が何を言いたいかというとですね! リスクを負えるカードゲームは面白いという事だよ!!
具体的に言うとカルドセプトがマジで神ゲーム。
カルドセプトはボードゲームとカードゲームを合体させたコンピューターゲームです。
リアルな紙のカードゲームの常識ではありえない要素が幾つかありまして、その最たるものが手札のフルオープン。
全てのプレイヤーに対して持っている手札が公開されています。
カードゲームの面白さには相手の手札を予想する駆け引きなんてものもあるというのにどういうことかーーー。
とか私も最初は思ったりしたのですが、カルドセプトは手札が見えているからこそ面白い。
何が面白いかというと、相手の考えを想像することが出来て面白い。
この手札でこの状況で、普通に考えたらこうするべきところを何でこの人はこっちの選択を!?
という場面が文字通り目に見える。
最初はマジで意味が分からないのですよ。なんでそういった行動を選ぶのか、その意味が。
なのだけれど、自身がゲームに慣れて経験値が貯まってレベルが上がると!
その選択の意味を想像出来るようになる。
そこがですね、ふるえる。とてもふるえる。
選択肢が自分にも見えていて、見えているのに自分とは違う選択をした理由は何か。
自分にも見えているのに自分には見えていないものがあるという事よ。
このシステムの何がいいかというと、相手の負ったリスクが見える。
リスクを負うのは基本的には劣勢時です。
相手の負ったリスクとその結果を知ることができるのがカルドセプトならではの魅力だと思うのですよ!! 他のカードゲームはあまり分からないので、ならではとか言い切っていいのかどうかはアレですけれどォ!!
これは相手だけに限らず、自分のプレイも他人が見ているので、劣勢だったけど頑張りました! というのが相手に伝えられるのが良いです、とても良いです。
勝敗に関わらず、上手い人の上手さを理解できるし、自分のスキルを磨くことが出来る。
向上心を持ちやすい素晴らしい環境を生みだしている要因だと私は思いました。
向上心大事、本当に大事です。
向上心を持っていればどんな事でも楽しめる。

そんな素晴らしいカルドセプトなのですが、上手い人の上手さを理解するには自身にもある程度の上手さが必要なのが難でございます。
他人の負ったリスクの意味に気が付けないことも多いでしょう。
そのような場合でもカルドセプトはボードゲームですので、わいわいがやがや健やかにダイスの出目に一喜一憂する楽しみだって用意されております。
本当に良いゲームだなぁと。改めて思い直すことに相成りました。
posted by つし at 21:36| Comment(2) | カルドセプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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ボタンがないのでコメントで。
買い物日記とかも楽しく読んでます。
Posted by ゼファー at 2014年07月28日 02:50
ありがとうございます!
今後も面倒臭がらずに適当に書いていければいいなぁと思いますのでどうぞご贔屓にとかなんとかかんとか。
Posted by つ at 2014年07月28日 23:03
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