まえおき。
勝つ事だけを目的にして色々と持論を書いていきます。
カルドセプトで楽しみたい、という人に対してはまた違った話になっていくと思いますので注意してください。
おそらく初心者向けな内容にはなっていないと思います。
そんなに勝てていない人に対しての内容です。
自分自身を強いと思ってる人が読んでも意味が無いのでそういう人は今すぐ帰りましょう。
あと対戦は四人戦を想定。
ほんぺん。
まずは勝てるようになる為に、忘れた方がいい事から。
『メタ』
ただ単に「特定の何かに対する対策」という意味でメタという言葉が使われている事が多いように感じているのですが、そういう事じゃなくて。
メタゲーム。
例えばカルドセプトの場合「このマップだと特定の属性やカードが強い」といった場合に、それへの対抗策をブックに入れておく事。
なのですが、そんなの必要ないです。
様々な考えを持った様々な人間と対戦するのですから、対戦前の段階から対戦相手を気にしなくていいのです。
それにカルドセプトは多人数で対戦するゲームですし。
『拠点』
安定や安全に為にクリーチャー交換をしたら魔力と時間は失ってしまいます。
拠点クリーチャーなんて最初から用意せずに、その場に居るクリーチャーをやりくりして行きましょう。
『好き嫌い』
無い方が強くて健康な子に育つ。
『嫌な予感』
目に見えるものだけを信じましょう。
『キングメーカー』
自分がなってしまう事への恐れを忘れましょう。
例えばホーリーワードを使えば確実に避けれる高額領地を、使わなかったばかりに踏んでしまい、それによって2位の人が勝った。
知ったことではございません。
勝つ為にリスクを負う必要があるのならガンガンいきましょう。
ブック。
どんなブックを使うか。
レベルを上げて勝つブックを使います。
他人の土地を奪うブックは使いません。
特殊なブックも使いません。
何故か。
カルドセプトは防衛側が有利なゲームです。
土地を攻めるより守る方がずっと簡単です。
今後に攻めて勝てるようになる為にも、最初は守って勝てるようになるのが良いです。
他人を妨害するカードも使いません。
適切に扱えないカードはブックに入っていない方がいいからです。
対戦の大前提を書いていきます。
カルドセプトは、対戦毎に設定された目標魔力を超えた状態で城に移動したら勝ちです。
最終的に自分が勝つのなら、他人の総魔力がいくつだろうと関係ないのです。
通行料が入りまくって総魔力が54万を超えたとしても、その人が城に移動するより先に自分が達成してしまえば良いのです。
ということは、どういうことか。
妨害が必要なのは、他人が自分よりも先に達成しそうだ、という時だけなのです。
中盤にレベル5が一つ作られて、それを踏んだらやばいな、というだけで妨害する必要は無いのですー。
勿論極論です。
でもそれでいいんです。
まずはブックから全ての妨害を抜いてみましょう。
それで対戦してみるのです。
自分を伸ばすことだけを考えたブックになっているはずなので、総魔力の伸びはいいはずです。
もしも何度やっても伸びが悪い場合、それはブックが宜しくないです。
総魔力の伸びが良いといっても、自分より優勢な他人がいることもあるでしょう。
そういう時はどうするか。
ブックには妨害が入っていない。
クリーチャーの侵略で連鎖を削るにも限界があるし焼け石に水だったりするでしょう。
為す術無いじゃないですかー! やだー!!
はい、ここからが勝負です!
貴方が勝てるようになる為に必要なのはここからなんです!
自分のブックに為す術が無いのなら、どうすればいいのか。
期待をしましょう。
大体の場合、自分に大きな通行料が入れば挽回できるのでとりあえず通行料に期待してみましょうか。
適当にレベルを上げておくだけでも通行料は期待できます。
でも適当じゃダメな場合もあります。
他人が達成間近な時には、レベル4通行料では足りなかったりします。
そういう時には5を作ればいいだけの話ですね。
通行料が期待できない場合。
位置的な関係で期待できなかったり、通行料が入ったとしても間に合わない場合。
そんな時でも諦めずに期待してみましょう。
例えば、僕以外の人のブックにメテオが入ってて、それがトップの人に飛んだらいいな! でいいんです。
で、そうなった時の事を考えて動いておきましょう。
そうそう物事は都合のいいように動きませんけれど、それでも期待することは大事だと私は考えております。
何で妨害をブックに入れない方がいいかと言うと、自分のブックに期待が出来ない時の方が色々考えられるからです。
例えば自分のブックにメテオがまだ残ってる場合には、それに期待で終わってしまうと思います。
実際に引けばオーライな訳ですから。
でもそれよりも、まずはカードを使わずに戦えるようになった方がいいと思うのですよ。
戦えるようになるというのは、勝敗に絡むという事。
自分を伸ばすことだけを考えて、通行料が入ってしまえば俺の勝ち!
それが無理なら、そこからどうなれば勝てるのかを考えてみる。
色々考えられるのは良い事です。
ここで仮定のお話なのですがー、上で書いた「他人がメテオを引いてくればいいな」という期待。
もしもそんな期待通りの事が起きたら自分が勝つのだとしたら!
それはメテオを使った人にとっては間違った妨害です。
メテオを使いつつ、使った人にも勝機が残るのが正しい妨害。
勝機が残らないのならメテオを引いてきても使ってくれないかもしれない。
それならもっと別な事を期待しなければー。
と、こんな風に色々と想像を巡らせることができればいいんじゃないかなぁぁぁ。
そんな想像を膨らます際に注意すべき事。
それは「もしも自分のブックにアレが入っていたら」という想像は無意味なのでやめましょう。
100%在り得ないのですから期待じゃなくて現実逃避です。
自分のブックに入っているカードを期待するというのは「引いてきたらこうしよう」という予定を組む事。
それよりもまずは不確定要素に期待してみましょう。
無限の期待は無限の経験値に繋がるのです。
無限の期待は無限の経験値に繋がるのです!!!
色々と分かりづらく書いてしまったような気がするので、まとめてみます。
自分を伸ばす事だけを考えたブックを使うと色々勉強になる! はず!
カードを使わずに挽回の方法を考えられるようになると、それはどんなブックを使ってどんな状況になったとしても希望を捨てずに勝負に絡んでいけると思うのです。
例え圧倒的に不利で、自分以外の誰もが「コイツ終わったな」と考えていたとしても、自分が自分にだけ超都合のいい期待をできているのなら、それは勝負に絡めているという事。
諦めてダイスを降っているだけよりもずっといいし、そうあるべきだと私は思っています。
別に永遠に妨害をブックに入れるなと言ってる訳じゃないのですよ。
期待という想像力を鍛えていこうぜ、という話なのです。
期待を繰り返している内に分かると思うのですけれど、妨害ってすごく難しいのですよ。
ここでこうなったらいいな、と期待するものの、そうなったら自分が勝ってしまうからこれは駄目だな、とかが分かっていくと思うのです。
なによりもー、ですよ?
誰が一番達成に近いのか、というのを分かるようになるのが大事なんですよ!
それが分かるようになれば。
それが分かるようになったら。
そこでようやくですよ、妨害系のカードをしっかりと扱えるようになっている。
誰が一番達成に近いのか。
それは自分が一番達成に近い、自分が一番早いという状態が最も分かりやすいんです!
他人よりも自分が達成に近い場合はそのまま勝ってしまえばいいのですから!
だから最初はそういうブックを使えばいいじゃない!!!
という持論です。我論です。
本当にそうなのかは知りません。そう上手く行くとも思えませんし。
自由に生きろ!!